まめのあつまり　［⚫︎⚫︎1］

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「まめのあつまり」展にむけて

準備したのはこの２つだけ

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右側の壁には「フック」を1つ

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左側の壁には「棚」を１つ

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自分の作品をどの壁に　
どんなふうに展示するのかは

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展示する人の自由です

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壁にフックを取り付けると　
さっそく右側の壁に作品が飾られていました

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いつ　誰が　ここに展示したのか
誰も知りませんでしたが
日々ちょっとずつ作品が増えていきました

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ある日　ようやくこの作品を持ってきてくれた
ご近所さんと出会えました

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作品のネームプレートをお渡しすると　
迷うことなく　「花のような母へ」　
と名付けられました。

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母親の最期に立ち会えず
後悔や感謝が入り混じる母への感情を
作品づくりをとおして
いまも想っているそうです

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