電動車椅子の試乗

【2020年10月23日】

心疾患や肺疾患を抱えている方の中には、病状が悪くなってくると少し歩くだけで呼吸苦を感じるようになる人がいます。

そうなると、今までのように買い物に出掛けたり、散歩したり、趣味の集まりに参加することが億劫になり、だんだん自宅に閉じこもりがちになってきます。

そんなとき、電動車椅子があれば、今よりももう少しラクに外出を続けることができます。

いま訪問看護で関わっている方で、電動車椅子をオススメしたい方がいますが、

「操作が難しそう」

「段差を乗り越えられるんだろうか」

「自宅のスロープの勾配が急だけど大丈夫？」

「近所のスーパーは狭いので電動車椅子に乗ったまま買い物できない」

・・・などなど、心配事はつきず、お試し利用をする勇気も出ません。

スタッフミーティングで「まずは自分たちが電動車椅子を試乗してみよう」という意見が出ました。

知り合いのケアマネさんに相談し、最新式の電動車椅子「WHILL」の試乗をさせてもらえることになりました。

その方がよく行くスーパー玉出で実際に買い物をしてみることにしました。

本人が狭いと感じていたレジも、電動車椅子で十分移動できます。

操作も慣れてしまえば簡単です。

最新式の車椅子なので、安全に快適に移動できる工夫が、あちこちに散りばめられています。

段差もスロープも大丈夫そうでした。

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