べサメムーチョ

日記

2025年4月

訪問看護で関わっていた方の
ささやかなお別れ会をしました。


本人は「バチが当たったんや」と言いながらも
自分の人生を懸命に生き


「罪滅ぼし」と寄付をしたことをきっかけに
子どもセンターとの交流が生まれ
闘病中には子どもたちから
たくさんエールをもらっていました。




頑固で不器用で
私たちはいつも振り回されていましたが
亡くなる前日には

上機嫌でべサメムーチョを歌ってました。


お別れ会では、ブランチ職員さんのギター伴奏で
集まった皆さんとべサメムーチョを歌いました。



「いっぱいキスして」という意味だそうですが
何回もリピートして歌っていると泣けてきます。



住職は「勤」という一文字を戒名に加え
その戒名を見た葬儀スタッフが
「人のために尽くす方だったんですね」と。



生きているときも 亡くなってからも
いろんな人が さりげなく 柔らかいです。


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