ハト

日記

足を骨折してから、外出することがめっきり減りました。

 

この日は、スカッと晴れた天気だったこともあり、久しぶりに外に出てみたい気持ちになりました。

だけど、外を歩くのは久しぶりだったので、私もオジサンも不安な気持ちでいっぱいでした。

 

ハラハラした気持ちで出掛けると、少し向こうの道路の真ん中に、座り込んだまま動かない2匹の鳩を発見。

 

自動車が走ってきたら轢かれてしまいそうな場所です。

 

 

オジサンの腰も膝も本調子とはいきませんが、とにかく鳩のいるところまで必死で歩いていきます。

 

「おーい、うごくん面倒くさくなったんか?」

「元気だせよー」

「ここおったら車に轢かれるぞー」

 

近くに寄って声を掛けても、鳩は知らんぷり。

 

 

近くを歩いていた通行人もパラパラ寄ってきます。

 

「飛ばれへんのとちゃうか?」

「病気やで、かわいそうに」

 

そうこうしていると、向こうの方から大きなワゴン車が走ってきました。

 

ワゴン車の運転手さんに事情を説明して、鳩を轢かないように、ソロリソロリと車を走らせてもらいました。

 

かなり車が接近したところで、ようやく2匹の鳩はパタパタと飛び立っていきました。

 

「おおー飛んだ飛んだ!!」

 

私たちも、通行人の人たちも、ワゴン車の運転手さんも、鳩が元気に飛び立った姿を見て歓声が上がりました。

 

 

施設内の歩行リハビリにはない、日常のちょっとした出来事が「歩く」につながっていくような気がしました。

 

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