訪問看護について
看護師は身体や心の不調を予測したり、早い段階で発見することが得意です。特に訪問看護師は、家でどのような工夫をすれば調子よく暮らせるかという情報や技をたくさん持っています。あなたらしい暮らし方ができるよう、看護師がお手伝い出来ることがあれば協力します。看護師だけで解決できないことは、ほかの専門職とも協力しながら関わっていきます。
あなた自身が病気や障がいと上手に付き合えるようになったり、苦手だと思っていたことが出来るようになったり、得意なことがもっと自信をもってできるようになっていくと良いなと考えています。
大切にしている3つのこと
1. 自分の人生を、自分で生きる
自分の人生は自分だけのもの。だからこそ病気や障害の程度に関わらず、本人が悩んだり迷ったりすることを大切にしたいです。成功体験だけじゃなく、失敗したり、後悔する経験を本人から奪ってしまわないように。たとえ失敗しても、エールを送り続けるマラソンの伴走者のような存在でありたいです。
2. 地域の中で、生きていく
ご近所さん同士で声をかけあったり、趣味の集まりに参加したり、行きつけの喫茶店や銭湯で出会う人たちなど、「支援する」「支援される」の関係ではない繋がりや、それぞれのあり方を大切にできる地域に。地域の人が抱えている困り事を地域の人たちとともに解決していけるよう、一緒に考え、協力しあえる仲間でありたいです。
3. 誰もが安心して暮らせる地域に
心身ともにしんどい状況を誰にも相談できず、不安や困難を1人で抱えている人たちが地域にはたくさんいます。私たちは訪問看護で関わっている人だけでなく、地域で暮らす人たちが気軽に健康の相談ができるような「まちの看護師さん」でありたいと思っています。
こんなことで困っていませんか?
自分の病気や障がいと
どんなふうに付き合って
いけばいいのだろう?
診察室だと緊張して
症状を伝えるのが苦手
できるだけ
入院したくない!
下痢や便秘で
困っています
食事のことで困っています
飲み込みにくい、食欲不振
制限食の工夫など
ぐっすり眠れず
生活リズムが整わない
気分の浮き沈みや
幻覚症状がつらい
お酒、タバコ、ギャンブル、
覚醒剤、ゲーム…
やめたいのにやめられない
物忘れが増えてきて
日常生活が不安
薬をうっかり飲み忘れる
薬の疑問を相談したい
医療処置が必要だけど不安
カテーテル、インスリン注射、在宅酸素
人工肛門、褥瘡処置、気管切開など
家に閉じこもりがちで
誰とも話す機会がない
家族として身近に
相談できる人がほしいな